子供のおねしょの治し方 大事な大事な3原則
どこの家庭も夜尿症(おねしょ)に悩まされてる方は多いのではないでしょうか?
夜尿症とは、夜寝ている間に無意識に排尿してしまい、布団をぬらしてしまうことをいいます。
幼児期は発展途中ですからおねしょをするのは当たり前の光景です。
多くのお子さんは5,6歳になるまでに自然に自立していきますが、5,6歳を過ぎても頻繁に続く場合は、自立に向けての発達が遅い可能性もあります。
この時に夜尿症(おねしょ)といわれます。
毎晩、夜尿が続いている場合や、去年と比べて回数が減っていかない場合、生活指導や治療が必要になってきす。しかし、どのような夜尿症であっても、適切な指導や治療を受ければ必ず治りますので、ご安心ください。
生活指導としてよく言われるのが、
「おこさず・あせらず・しからず」の3原則
【おこさず】
夜中に起こすと睡眠リズムがくずれ、尿量を調整する抗利尿ホルモンの分泌を減らす原因になり、夜尿がひどくなることがあります。
【あせらず】
原因はさまざまですが、夜尿の原因は幼児一人一人違います。ほかの子、兄弟と比べてもあまり意味ないです。親があせらない事が大切です。
【しからず】
おねしょをしたくてしてる子はいません。怒って治るなら楽なものです。
大人も自分のくせを直しなさいと怒られても治りにくいものです。
幼児期は発達途上なので生活指導はつぎのことに留意するだけで大丈夫です。治療の必要はありません。
〇おこさず・あせらず・しからず」の基本を守る
〇夕方からの水分補給は控えめに
〇ゴクゴク飲む習慣があるとたくさん飲んでしまいます。一気飲みの習慣をつけない。
〇寝る前にはトイレに行く習慣をつける
〇嫌がらないならオムツを履かせる
以上の事を守れば問題ありません。
それでも変わらない場合は、お医者さまに相談しに行くのがいいでしょう。
「なんで治らないんだ」と、ストレスを溜めこまないこと、
子供は親たちのイライラしてることに敏感です。
遅かれ早かれ治ることがほとんどですので、長い目で見守りましょう。